日本セラプレイ協会は、 セラプレイの普及と 質の高い専門家の育成を目指す、 日本で唯一の国際本部認定協会です。

成育医療研究センターとコラボでの発達検査をお受け下さった方へ

この度は、『動画を使用したAIによる子どもの行動分析』の研究にご協力頂き、誠にありがとうございました。

お忙しい中、ご協力いただきました皆様の大切なデータをこれからの研究を活かしていただけるよう、成育医療研究センターの立花先生へ託させていただきます。

NPO日本セラプレイ協会として、初めての研究協力ということで至らない点多々あったかと存じます。

皆様のご協力とご理解に心より御礼申し上げます。

さて、皆様ご存じの通り、今回の検査はお子さんの遊びの行動を「発達」の観点から、「自閉症スペクトラム症」という子どもの特性を見つけるAIの開発に焦点が当てられておりましたため、いわゆる医療機関が行なうようなひとりひとりのお子さまや、ご家族に焦点を当てじっくりと発達歴や、家族歴などのお話をお伺いして行う「検査」ではありませんことをご了承ください。

しかしながら、今回の検査が皆様の子育てに少しでもお役に立てていただけますと幸いです。

「診断」をご希望の方は、改めてお近くの医療機関での検査をお受けくださいますようお願いいたします。

セラプレイは、心理療法であり教育方法でもあります。

セラピストが遊びを通して子どもへの理解を深め、子どもの心的ニーズに敏感に応えながら保護者の方とその映像を使ってじっくりとお話合いの機会を設けて参ります。

その結果として、子どもの行動、心理的安定の回復、自己肯定感の向上、親子がより善く過ごすことができることなどの変化をもたらします。

それは、セラピストが子どもを取り巻く大人と共に、子どもの心に寄り添いながら、子どもの行動を問題としてとらえるだけでなく、関係性からの視点で理解しようとし、関わることで可能にします。

今回のコラボ研究を通して、セラプレイ※のセラピストとして感じたことは、今のお子さまの本来持っている力を引き出すかかわり方や、遊び、家でのしつけ方など、毎日のかかわりを少し見直すことで、変化が起きることを皆様にお伝えしたい!という想いです。

「研究」という枠組みの中のため、個々に保護者の方にその場でお伝え出来なかったことは心残りです。

「診断」ということも大切ですし、医療機関・療育機関に通うことも重要ですが、今、目の前にいるお子さんに、今しかできない大切なかかわりを、親だからこそできるかかわりを是非していただきたいと思います。

保護者の方が、年齢に応じたこころとからだの発達や、段階への理解も非常に重要です。

セラプレイでは、お一人お一人、異なる家庭環境やご家庭の育児スタイル、お子様の興味や関心に合わせながら、オーダーメードでじっくりとお子様のありのままの姿を受け入れながら健康な成長を促していきます。

今回の、コラボ研究にご参加いただきました方で、セラプレイにお申込みの方は、優先的にご案内させていただきます。

しかし、高井が一人で対応させていただきますので、一度にたくさんの方はお受けできませんのでご了承ください。

まずは、15分のZOOM無料相談、MIM(親子の相互作用観察法)や、発達のご相談など、お子様に応じてご対応させていただきます。

15分のZOOM無料相談のお申し込みはこちらをクリック

セラプレイにつきましては、こちらをご覧頂きご連絡いただけますようお願いいたします。

※日本セラプレイ協会は、日本で唯一セラプレイ国際本部(The TheraplayⓇ Institute)の認定する団体で、セラプレイを提供するためのセラプレイ セラピストの育成と質の向上、セラプレイ セラピストの権利・保護 会員(心理、教育、福祉などに関わる方)同士の交流・相互発展を目指す非営利団体として2014年にNPO法人として始まりました。
代表 高井はセラプレイのセラピスト・スーパーバイザー・トレーナーの資格を日本で唯一保持し、子どもの福祉学 心理療法専攻での博士号を取得しています。

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