日本のセラプレイの歩み
セラプレイの臨床は、子どもの問題行動の減少、親子関係改善、愛着の再形成、不登校の解消など目に見える変化だけでなく、新たな関係性を形成し、その結果として精神科・心療内科からの依頼・紹介、児童相談所・養護施設からの協力依頼に繋がっています。親や支援者へ向けての講義や集団療法は拡大され、里親支援や被災者支援に携わる者への研修、セラピスト養成講座の定期的開催、シンポジウム、各種講義・実践を通してセラプレイを体感できる機会を提供している。また、会報の発行によりセラプレイを必要としている人とのつながりを広げる努力も行っています。
<セラプレイ実践例> 年間延べ600名前後の子どもたちと出会う
児童精神科クリニック・発達クリニック・乳児院・養護施設・ 療育センター・デイケア・家庭相談センター・幼稚園などで実施
(自閉症・不登校・パニック・多動・不安・子育ての難しい親子等)
<セラピスト養成講座・勉強会・セミナー主催>
初級講座 (東京:札幌:名古屋: 2009~ 毎年開催)
中級講座 国際本部より講師来日(東京:2016)
MIM実践研修・コンサルテーション・グループSV 随時
「小児精神科医×セラプレイ」春季-秋季セミナー 毎年開催 他
<オンラインセミナー主催(無料)>2020.5~
Late Night Coffee(5月) Green tea Meeting(5月~10月)
Planning Café(11月~3月)
~講座・研修会など1000人以上の方にご参加いただいております。~
<国際会議発表・学会発表>
セラプレイ国際会議 (シカゴ:2011.フィンランド:2014,韓国2014,2016)
フォーウィンズ乳幼児精神保健学会(東京 慶応病院内:2014)
乳幼児精神保健学会事例発表 (東京 慶応大学:2016)
日本心理臨床学会(横浜 国際医療福祉大学:2016)
子どもの目で誨人研究 実践研究会シンポジウム発表(韓国, 2019)
児童福祉学問の次世代への継続 学術大会(韓国,2020)
<著書・学会誌・メディア>
チャイルド社 月刊誌 ポット 連載(2010)
読売新聞夕刊掲載(2016)
「Play Therapy in Asia」7章 執筆 中文大学出版社(香港,2016)
学術者中心教科教育研究 学会誌 共著(韓国,2020)他
<助成金・支援>
公益財団法人 日韓文化交流基金 (2016)
公益財団法人 つなぐいのち基金 (2017)
認定NPO サービスグラント プロボノプロジェクト(2016,2021~)