日本のセラプレイの歩み 

日本セラプレイ協会の実績と歩み(2008年〜2026年)
日本セラプレイ協会は、米国セラプレイ国際本部(The Theraplay® Institute)公認の団体として、日本における愛着支援と関係性支援の質を高めるべく、任意団体の頃から15年以上にわたり多角的な活動を展開してきました。

■ 臨床実践と社会的信頼
私たちの活動は、医療・福祉・教育の各現場から高い信頼を得ており、連携実績は多岐にわたります。年間延べ約600名の子どもたちと家族への直接支援。

主な実施場所・連携先: 児童精神科クリニック、発達クリニック、乳児院、児童養護施設、療育センター、家庭相談センター、幼稚園など。

対応ケース: 自閉症スペクトラム、不登校、パニック、多動、不安、愛着形成に課題を持つ親子など。

専門機関からの信頼: 精神科・心療内科からの紹介、児童相談所や養護施設からの協力依頼を通じ、新たな関係性形成の場として機能しています。

■ 専門家育成・教育活動
質の高いセラピストを養成し、支援の輪を広げるためのプログラムを定期開催しています。

セラピスト養成講座: 2009年より東京、札幌、名古屋などで初級講座を毎年開催。2016年には国際本部より講師を招聘し中級講座を実施。

実践探究とSV: MIM(親子遊び観察法)の実践研修や、グループスーパービジョン(SV)を随時実施。2025年度からは「子どもの眼で世界を観る実践探究」課程の修練生が本格始動しています。

セミナー・講演: 「小児精神科医×セラプレイ」セミナー、里親支援者向け研修、オンラインセミナーを通じ、延べ1,000人以上に学びの場を提供。

■ 公的助成・支援実績
活動の透明性と公共性が認められ、以下の団体より助成・支援を受けています。

公的助成: 東京都「子供が輝く東京・応援事業補助金」(2025)、日韓文化交流基金(2016・2024)、つなぐいのち基金(2017)など。

経営・基盤支援: 認定NPO法人サービスグラントによるプロボノプロジェクト(2016、2021〜2025〜)。

■ 国際・学術・メディア実績
日本独自の文化背景を踏まえた関係性の理解と、国際的な発信を続けています。

国際会議発表: シカゴ(2011)、フィンランド(2014)、韓国(2014, 2016, 2019, 2020)での国際会議や学術大会での発表。

著書・論文: 『Play Therapy in Asia』(香港中文大学出版社)の分担執筆、学術誌(韓国教科教育研究等)への論文掲載。

メディア掲載: 読売新聞夕刊(2016)、チャイルド社月刊誌『ポット』連載(2010)など。

■ 沿革(主要トピック)
2008年: 日本での初級研修を初開催。

2014年: 日本セラプレイ協会発足、NPO法人格取得。ニュースレター第1号発行。

2016年: セラプレイウィーク開催。国際本部トレーナーによる中級講座実施。

2020年: コロナ禍を受け、オンラインでの支援・セミナー体制を構築。

2023年: 協会設立10周年。国立成育医療研究センターとの研究協力開始。

2025年: 「孤立させない親子支援事業」スタート。世田谷区での地域密着型活動や、施設退所後の若者への自立支援(伴走型支援)を強化。

2026年: 認定NPO法人化を目指し、100名の賛助会員獲得に向けた活動を推進中。

「だいすきがつながっている。」 私たちはこれからも、目に見える行動の変化だけでなく、その奥にある「心のつながり」を大切にし、子どもと大人が共に安心して生きられる社会を創造していきます。

プログラム研修・イベント
タイトルとURLをコピーしました