セラプレイ~Theraplay~とは

セラプレイは、1967年に米国 イリノイ州 シカゴで生まれた心理療法・教育方法であり、親子関係遊戯療法の一つです。     
 セラプレイ国際本部はNPO法人として、フィンランド・カナダ・ドイツ・韓国など世界36ヶ国において精神保健や教育、福祉など様々な領域で実践されています。
 セラプレイは初期の母子関係における親密で温かい健康的な関係に着目し、心地よいスキンシップや楽しさあふれる遊びを通して子どもや大人と関わります。セラプレイは、対象関係理論(Winnicott)、自己心理学(Kohut)、愛着理論(Bowlby)を背景に、人間関係における基本的なニーズを大切に考えます。そして、子どもの健全な成長発達に不可欠である愛着関係の下に「今、ここで」を具体的に体験します。子どもは、自分自身や相手、また外の世界に対して肯定的なイメージを持つことができ、セラプレイを通して「私は愛される価値のある大切な存在なのだ」ということを実感し、他人や外の世界は安全で信頼できるものだというを学びます。
 日本では2009年より毎年初級講座が開催され、現在セラプレイトレーナー高井美和により、臨床心理士会・幼稚園協会・乳児院・養護施設・発達支援センターなどにおいて講義・研修が行われています。セラプレイの実践は、セラプレイカウンセリング センター東京・ 施設・病院でセッションが行われています。日本でのセラプレイ実践は、シカゴで開催されるセラプレイ国際会議や、アジア会議で発表されています。資格認定制度に基づいたセラプレイセラピストを目指す訓練生も、全国に広がりつつあります。